英語の発音とリスニングの聞き取りの関係とは
英語独特の母音、独特の子音を
はっきり区別して
IPA(国際音声記号という文字表記)
を利用しながら
正しく発音できように意識すると、
様々なメリットがあります。
今回は、そのメリットについてお伝えしますので、
どうぞご覧ください。
IPAを使って英語の発音がよくなることのメリット
発音が正しいと、
とても話しやすくなります。
正しいフォームで喋ることになるので、
自分の言いたいことがとてもスムーズに
理解してもらえます。
もし万一言いたいことが
うまく伝わっていないように感じる場合、
それは、発音がよくなくて伝わっていないのではなく、
伝えようとしている論理展開、語順などに
間違いがあって、理解してもらえないということがわかります。
正しい発音と聞き取りの関係とは
また、自分の発音がよくなると、
聞き取りに非常に大きな改善が見られます。
これは言語習得法においても
世界的に証明されています。
相手がなんて言ってるのかを
区別して理解していない限り、
相手が同じことを言っていても、
それは、言語として自分の耳に入ってこないのです。
正しい発音を習得すると、
相手の発する音が、
自分の感覚として理解できるようになります。
これは、相手の言うこと、
あるいはリスニングテストで放送される
その内容を正しく理解するのに
とても重要です。
スピーキングテストが無いからといって発音を軽視してはいけない理由
それで、スピーキングテストや、
英会話をしない様な状態、
つまり、「
リスニングテストしかないから、
自分ではそんなに正しく発音しなくてもいいや」
と考えているようなことがあれば、
今すぐその考えは捨てるべきです。
自分で正しく発音できないと、
その正しい発音で相手の言っていることを
理解できないからです。
発音が矯正されると、
自分の英語のリーディングも劇的に改善します。
正しい発音を自分で行えば、
同時に正しい発音を自分の耳で聞く事になります。
このようにして、
一度正しい発音を習得していけば、
全てが相乗的に改善していきます。
このように、IPAという
国際音声記号を使いながら
自分の発音を矯正するだけで、
- 自分の言っていることは相手に伝わるようになり、
- こちらも相手の言っていることが分かるようになり、
- リスニングテストでの聞き取りもできるようになり、
- リーディングスキルも向上する
という風に、全てが 良い方向に向かうことになります。
ですので、
IPAという文字、しかも一切金がかからない
ツールを活用しながら、
英語力を向上させていきましょう。